あなたの目の前、今、横切った風は8月
瞳は雄弁なり　物怯じするなんて、どうして

わざと言わない振りしてる君の優しさに
全てが明けない夜へと向かう

せつなさ、淡いパールのようにこの胸の奥、弾ける
今にも泣き出しそうなのに笑顔こぼれる　バカだよ
それでも恋は、恋　

夏衣纏い、見透かすような宵の細君
袖振る心隠し、どれほどこの身を捧ごうぞ

今夜、願いは星々に　祈りは天窓の月に
誰より特別な瞳

せつなさ、淡いパールのようにまつ毛の先に留まる
スター・クロスト・ラバーズ　舞台は華やいで乏しさを咬む
あなたとわたしは記念碑

・・・・ああ　どうして？　野兎のように
伽藍の夜に爆ぜる恋火の由々しさに
あなたの頬に浮かぶ決心のゆかしさに
止まらないよ・・・朝まで、どうなろうと

せつなさ、淡いパールのようにこの胸の奥、弾ける
君の目、月映して、一つの賑わいとなる
せつなさ、星のパールと化して世界の色彩を止める
スター・クロスト・ラバーズ　
泣き出しそうなのに笑顔こぼれる　バカだよ
それでも恋は
眩さに似せて
いつまでも恋は、恋