この記憶ごと夢に預けたら
今いるこの部屋で君を歌おうか

外は静かでクーラーの音歪む
君がくれた花も今は遠く香る

砂に混じる吐息　あの日の君が

懐かしそうに手を伸ばして触れてくる心痛む
夢に出ない日なんてないのに　だって・・・
「離さない」と言ってくれたあなたを
イメージした歌を作ってみるから待っててくれるよね？

音は顔の輪郭を縁取り
歌詞はありし日のやさしさを宿す

グレーに染まる視界に　炎を焚くように

懐かしそうに手を伸ばして触れてくる君を描く
夢に出ない日なんてなかったの
「もう離さない」と言ってくれたあなたを
イメージした歌を作ってみるから待っててくれるよね？

思い切り走った後、君が飲み干すピーチティー
・・・ふと、思い出したんだ

あの日の君が

懐かしそうに手を伸ばして触れてくる心痛む
夢に出ない日なんてないのに　だって・・・
「離さない」と言ってくれたあなたを
イメージした歌を作ってみるから待っててくれるよね？

記憶、甘色のまま