1、2、3、4

君に夢中にならないといいな
だって恋に落ちると憂鬱になるから
音楽が流れて、君が見せるんだ
君の心を俺が見るために
俺はビールを持っていた、今君の声が聞こえる
俺を呼ぶのを
君に夢中にならないといいな

部屋は混雑している、至る所に人がいて
君に椅子に座ってもらうべきだろうか?
もし君がこの年老いたピエロと一緒に座るなら
そのしかめっ面を止めてくれ
夜が終わる前に
俺たちはヤれると思う
君に夢中にならないといいな

夜は男の心を狂わせる
この君には理解できない現実と空想の交わった感覚
そう、俺は振り返って君を見る
君はタバコに火を付ける
俺にそれをせびる勇気があればよかったのに
でも俺たちは会わなかった
君に夢中にならないといいな

君が俺と同じく一人なのが分かる
遅くなって、君は誰かと一緒にいたい
そう、俺は振り返って君を見る
君は俺を見つめ返す
君が一緒にいる男は、立ち上がって別れる
君の隣の椅子は空いている
君に夢中にならないといいな

もう閉める時間だ、音楽が止んでいく
ドリンクの最終オーダー、俺はもう一杯黒ビールを飲むよ
そう、俺は振り返って君を見る
君はもうどこにも見当たらない
俺はその場所で見失った君の顔を探す
どうやら俺はもう一杯飲むようだ
君に夢中になったようだ

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