こんなこと口に出せるほど
大胆になれるなんて 思ってもみなかった
恋人といっしょにいる君が見える　君の目はただきらきらしてる
胸をはって、得意そうに歩く彼の横で

あいつを見る君の目つき、見たいんだ
それがまっすぐ俺へ向けられるのを
もしも俺が俺じゃなくて、あいつだったら
決して君を悲しませやしない

君はいつもどこかもっといい所へ行く途中
そんな風に見えるよ
そう、俺は眠りについて　一晩じゅう夢見ている
俺の家のドアを叩く君を

あいつを見る君の眼差し　それが見たい
それがまっすぐ俺へ向けられるのを
もしも俺が俺じゃなく　あいつだったら
精一杯努力してみせる
精一杯努力してみせる

なりたい自分とぜんぜん違う
俺はどうでもいいやつ 実際そうだとわかってる
格式も家柄もない
そしてチャンスもほとんどない

あいつを見る君の眼差し　それが見たい
それがまっすぐ俺へ向けられるのを
もしも俺が俺じゃなくて、あいつだったら
持っているすべてをあげられるのに

こんなこと口に出せるほど
こんなに大胆になれるなんて　思ってもみなかった
だけどもし　上手く行かなかったら
僕の居場所はわかるだろ

あいつを見る君の眼差し　それが見たい
それがまっすぐ俺へ向けられるのを
もしも俺が俺じゃなく　あいつだったら
決して君を悲しませやしない　決して君を悲しませやしない

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