私達欠落人間には
もうこれ以上なくせないものが
ひとつは必ずあるのです
またそれがどうでも良さそうな
端っこのこだわりだったりするから
人からすればくだらないんだろうな

うちの母親は言う　
音楽など無くても生きてゆけると
だけど音の鳴らない
生活はどれだけ淋しいんだろうと
だから私は歌う　９時５時のあなたに
Don’t be Sorry for yourself,
We all lack what we’re looking for

５１人目の数字の話だっけ
鮮やかにきまっていく多数決
人の上に立つ勝利ってなんだろう
責任取るって仕事やめることなんだ？
そうもいかない私達にはきっと
残されている仕事があるだろう

どうでもよさそうなものが
実はどうでもよくなくないんじゃない
どうでもいいなんてさ　
ほんとは誰も思っていないんじゃない
だから私は歌う　どうでもいい真実を
Don’t be Sorry For yourself
We all lack what we’re looking for

最近増えたメッセージソングも
応援歌も純粋で良いけれど
頼りがいのある音が聞きたくて
女の人が男前になるのも　
男の人のほうが繊細なのも
支え甲斐のある和音になればいいのに

女の優しさと男の優しさは
違うからいいんじゃない
Gay friendのよしえちゃんは言う　
最後は人として優しいかどうかじゃない
だから私は歌う　でこぼこなあなたに
Don’t be Sorry For yourself, We all lack what we’re looking for
Don’t be Sorry For yourself, We all lack what we’re looking for

都合の悪いことを消して
ゆけば完璧にもなるだろうが
消しゴムの無い落書きだらけの人生を
どこか憎めないあなただけの人生を

私達欠落人間には
何かひとつ守ってゆくそれだけで
歩いてゆける明日があるのです
もしそれをどうでもいいことだなんて
君を見下す誰かがいるなら
恨んで暮らす前にそっとぶんなぐってやれ

Don’t be sorry for yourself
We are all that we lack