港の見えるカフェで
雨が来るのを待ってた
恋人たちも濡れて
かばい合うように　急ぎ足

あの頃　僕たちは
若さに背を向けて
歩いていただけさ

Rainy　停泊船もけむったまま
Rainy　ライトの帯に浮かぶ真珠
Rainy　君の涙は　きれいだったネ

青いホテルの文字が
ペーブメントに写るよ
孤独や愛を写す
ミラーを君は捨てた人

今さら僕たちが
別れた理由など
話せるはずもない

Rainy　最後の船が港を出る
Rainy　人も車も流れて行く
Rainy　僕はグラスを傾むけている

Rainy　なつかし過ぎる　風景画さ
Rainy　さみしさもなく　君もいない
Rainy　僕はもうじき　旅人になる
Rainy Harbor Light