行き止まりなんだ
君がそう告げた真夜中
二つの息がひとつに溶けてった

どうして僕たちは出会ったの?
答えなどないと知っていたのに

たった一秒の過去さえも消せなくて
君の素肌に残り香を探していた

愛してない 愛してない
抱いたら僕の負けさ
キライじゃない
大キライならどんなに良いだろう?
泥だらけ 折れそうで
思わず摘んだエリカ
汚してよ めちゃくちゃに
痛くって構わない

闇に紛れた 冷たいベッドの上で
君の傷跡 ひとつずつ辿った

たった一言 告げたなら壊れていく
僕ら ジオラマの世界で溺れていた

たった一つの真実さえ
探せずに
僕ら ジオラマの世界に守られてた

何が欲しい? 何が怖い?
泣いたら君の負けさ
キライじゃない
好きでもない って僕は嘘つきだ
泥だらけ 愛しくて
思わず奪ったエリカ
壊してよ
君となら
落ちたって構わない