さよなら が
かき消されてゆくノイズの扉
君が傷となり残した細い光たぐり寄せ今
その出会いも越え連れてゆこう
壊れてく記憶がいつか夢見てたあの場所へ

一人見てた根処もない世界
痛みこそが現実と敵を追った
何のため "心" を与えられ生きるの?
求める度切り刻まれ歪む (現実-リアル-)

ごめんね… は
聞こえなかったから君に告げるよ
少女のままで憧れた"そこ"に真実があるはずだと
書き変えた夢を取り戻す
絡み合った記憶が空へ砕け散ったこの場所で

歩き出した再び見る世界
なぞるように黒い影道覆った

何のために苦い思い繰り返すの?
"そこを飛び越えて来い" と笑う (未来-リアル-)

ありがとう
君に言える日を胸に抱いて
悲しげな瞳に問いかける
君にとってのリアルは何処だい?
探し続けようあの景色
優しかった木々 風 空に守られたあの場所を

さよならも言えず去ってゆく愛しい日々よ
僕らはきっと忘れない
夢で蘇り語る残像
手放せない過去も連れてゆく
消さなかった記憶が現実と交わるあの場所へ