あふれそうな涙を胸に
閉じ込めて告げたサヨナラ
滲んだ空を見上げて
ちぎれるほど傷つきたい
他人より遠くなるなら
優しいその瞳を
二度と愛せないほど
降り出した雨が 今 幕を閉じて
昨日までの夢が終わる
びしょ濡れで震える その背中を今
守るのはもう僕じゃない
強がりばかり君に
覚えさせた日々を
今さら くやんでも
過ぎ行く時を止められない
あふれそうな涙を胸に
閉じ込めて告げたサヨナラ
滲んだ空を見上げて
ちぎれるほど傷つきたい
他人より遠くなるなら
優しいその瞳を
二度と愛せないほど

月明かり照らす 寝顔を見つめた
あの夜にはもう戻れない
ガラス細工のような 夢よりも
君は違う場所 求めた
「ごめん」とつぶやく
その横顔にあの日の
君を捜したけど
すべてがセピアに染まってく
あふれそうな涙を胸に
閉じ込めて告げたサヨナラ
止まない雨にうたれて
こわれるほど抱きしめたい
誰かに奪われるなら
愛しい君のすべて
息もできないくらい

あふれそうな涙を胸に
閉じ込めて告げたサヨナラ
止まない雨にうたれて
あふれそうな涙を胸に
閉じ込めて告げたサヨナラ
滲んだ空を見上げて
ちぎれるほど傷つきたい
他人より遠くなるなら
優しいその瞳を
二度と愛せないほど